OpenCVSharpとは?
こんにちは、SKです。
早速ですが、私が普段お世話になっている"OpenCVSharp"ライブラリについて紹介します。
OpenCVSharpとは、OpenCVライブラリを.NET Frameworkから扱うためのラッパーです。
これは、あの有名なshimat先生*1が個人開発しているオープンソースです。
GitHub
shimat先生のブログ
上記ブログでは"Schima"という名前になっています。 2017/10/10を最後に更新がありませんが、OpenCVSharpを使う上で役に立つ記事があります。この記事の最後に紹介します。
開発の経緯
卒業研究で作っているソフトウェアで画像処理が必要となったのですが、CとかC++でごりごり書くのがご勘弁願いたかったというのが開発の動機です。 http://schima.hatenablog.com/entry/20080930/1222731360
OpenCVはC/C++専用の画像処理ライブラリであったため、shimat先生のように.NET FrameworkからOpenCVの機能を使いたいという人は多いと思います。
OpenCVSharpの素晴らしい点
このshimat先生のOpenCVSharpの素晴らしい点が4つあります。
- 需要があるが世の中にまだ無かったため、自分で作ってしまった。 やろうと思ってできるものなのでしょうか^^;
- オープンソースとして公開し、かつ緩いライセンスであり商用利用可。 BSD-3-Clauseライセンスです。
- 本家のOpenCVに合わせて、現在もなおアップデートを続けている。 現在(2020/3/8)の最新バージョンは4.2.0です。
- GitHubでユーザーの質問やバグ報告にリアルタイムに対応している。 Issues · shimat/opencvsharp · GitHub
他にも同じようなラッパーライブラリはいくつか存在しますが、今でも更新を続けているのは他に無く、現状はOpenCVSharp一択でしょう。
役に立つ記事
最後に、開発者ブログの中で個人的に役に立った記事を張っておきます。 schima.hatenablog.com schima.hatenablog.com schima.hatenablog.com ↑面白い
shimat先生、今後ともよろしくお願いします。
*1:崇拝するあまり先生と呼ばせてください